管理ツール

Trac は強力なコマンドラインの管理ツールとともに配布されています。このツールで Trac を管理/設定し、インストールを用途に合わせてカスタマイズすることができます。

オプショナルの WebAdmin プラグインのおかげで、trac-admin で行う操作の中のいくつかは web インタフェースで設定できます。今のところは Trac 本体とは別に配布されています。

使い方

trac-admin コマンドを help オプションつきで起動することによって、利用できるコマンド/サブコマンドの分かりやすいオプションリストを見ることができます:

trac-admin help

help, about, version のサブコマンドを実行しないならば、第1引数に管理したい TracEnvironment へのパスを指定する必要があります。例えば:

trac-admin /path/to/projenv wiki list

対話モード

trac-adminTracEnvironment のパスだけを引数に指定して起動した場合、対話モードになります。 プロンプトから入力したコマンドは指定した TracEnvironment に対して実行します。 コマンドを Tab キーで補完する機能と、最後に実行したコマンドを繰り返す機能が提供されます (非 Windows 環境の場合、 Python が readline モジュールを使用できる必要があります) 。

一度対話モードで起動すると、特定のコマンドのヘルプやコマンドのサブセットを見ることができます:

例えば、 resync コマンドの説明を得るためには以下のように実行します:

> help resync

Wiki に関するすべてのコマンドのヘルプを得るためには以下のように実行します:

> help wiki

See also: TracGuide, TracBackup, TracPermissions, TracEnvironment, TracIni

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